院内セミナー

第4回 Namba Hand Center 手の外科セミナーの報告

 

第3回 Namba Hand Center 手の外科セミナーの報告

西日本豪雨災害により新幹線他交通網の混乱の中、演者の副島先生には福岡空港から羽田経由で伊丹にお越しいただきました。
近畿圏でも交通機関の不通があり、参加できなかった方もおられましたが、事前登録なく当日お越しいただいた先生もおられ40名近くの参加者がありました。
演題の順序の変更して無事終了いたしました。

第2回 Namba Hand Center 手の外科セミナーの報告

 骨性マレットで骨片が小さかったので、フックプレートで整復固定後DIPの伸展位仮固定も追加しました。

講演と症例検討の間に待合室で準備した軽食と飲物、美味しいワインとチーズ、ローストビーフ等々写真がなくて残念です。

今回は、14名の医師と14名のセラピスト計28名の院外からの参加者がありました。前日の金曜日午後にマレット骨折の紹介患者があり、患者様の同意が得あれたので、急遽ライブサージャリーを行いました。石黒法ではやや困難な小さな骨片であったため、フックプレートでない固定し、術後2-3WDIPを伸展位で仮固定としました。約10分遅れで講演会が始まり、一部の講演会が終了し軽食とワインなどの飲み物がサーブできたのは6時半頃となってしまいました。引き続きアルコールを飲みながらの症例検討となりましたが、ほとんどの参加者が残って下さりました。予想した通り、皆さん困った症例をお持ちになり、セラピストからもたくさんの質問や意見があり、熱のこもった討論は8時前頃に終了させて、有志での2次会に出発しました。

第1回 Namba Hand Center 手の外科セミナーの報告

報告1

第1回 Namba Hand Center 手の外科セミナーの平成29年6月17日(土曜日)15時からクリニックで手の外科セミナーを開催しました。

テーマは“PIP人工指関節の実際”として、実際の手術を多数の先生方に観ていただくライブサージャリーを企画しました。

症例は「ブシャール結節に対して人工指関節手術を施行した患者様で、手術後の関節の動きが不良であったため、関節の可動域を獲得する再手術」を行うことになりました。患者様とご家族の承諾を得てからの準備となったので、約1ヶ月の短い準備期間となりました。

リウマチ手の外科研究会の共催で、同研究会の近畿地方の会員名簿、大阪ハンドセラピストの勉強会参加者と、人工指関節使用経験のある施設への業者からの案内だけでしたので、直前まで参加者の確認が困難でしたが、最終的には予定の20人を大幅に上回る医師25人、セラピスト13人の応募がありました。外来診察時間中の手術でしたので、予定していたライブラリ―以外に、スタッフラウンジ、第3手術室にもモニターを増設し対応しました。クリニックのスタッフが名札からWelcome boardの作成、症例検討会の軽食、飲み物の準備まで協力してくれたので大変助かりました。

ライブサージャリーが終了した頃には、外来受付が終了していたので、参加者の皆様には狭い会場から待合室に出ていただきコーヒーブレイクとしました。その間にリハビリ室のベッドを利用しての講演会場を準備し、「人工指関節の実際」「SLFJの背側および掌側アプローチ」のミニレクチャーを行いました。

引き継いて6時頃からは、軽食と飲み物を準備し、リラックスした雰囲気での症例検討会を行いました。一部の方はレクチャーで帰られましたが大半の参加者は最後まで残っていただき、8時前頃まで討論が続きました。

症例検討には、5年前に東京でブシャール結節に対してPIPの人工関節手術を施行した奈良在住の患者様が参加して下さり、痛みなくよく動いている指を参加者に見せて下さいました。翌週知ったのですが、今回再手術となった患者様と奈良の患者様の2ショット写真があり、大変うれしく思いました。

私自身は、ライブサージャリーやワークショップを香港で2回、中国・杭州とシンガポールなどで各1回行い、国内では4年前に当時所属していた東京手の外科・スポーツ医学研究所の新橋八九十会クリニックでライブサージャリ―を行っています。

当院、Namba Hand Centerの設計の時点で、院内でのセミナーが開催できるように配線などを準備していましたが、土曜日の診察時間に平行しての手術には、かなり無理があった様に思います。参加者の皆様には、とても窮屈な会場設定となりご迷惑をおかけいたしました。

関東、滋賀、京都、奈良など遠方からの参加者の皆様ありがとうございました。初めての試みでしたが、無事終了いたしました。セミナーの準備と運営に協力してくれたクリニックのスタッフにも改めて感謝します。

今日、手術後2Wの患者様の抜糸を行いました。指の腫脹は前回よりも格段に少なく、動きも改善しています。

院長 南川義隆報告

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