リウマチ科

リウマチ科とは?

リウマチを含む膠原病の薬剤によるコントロールは膠原病内科、内科医を中心としたリウマチ科での診療が全国的に増えています。その理由の一つが治療薬と検査方法の進歩により早期発見、早期治療が基本となっているからです。一方、検査データ、画像所見などにこだわり、実際の関節腫脹や運動障害などを見落とされているとの指摘もあります。

関節病変を主体としたリウマチは、手術だけでなく薬物治療も歴史的には、整形外科が行っていました。ただし、生物製剤という、とても効果がある治療薬には肺病編や感染症などの重篤な副作用があるので、内科との共観がもっとも理想的と考えています。

当院のリウマチ科の特色

リウマチは、全身の免疫異常が原因となって起こる、関節周囲の炎症を伴う病気です。特に中年以降の女性に多く見られます。
当院は開院以来、リウマチ治療のご相談に来られる方が増え続けております。当院は、そのお悩みに対して、確かな結果を出し続けて参りました。

1トップレベルの知識・技術が、患者様にとってのベストの治療を実現します。

トップレベルの知識・技術当院院長は、世界的リウマチ外科医の元で研修を始め、以来四十年近く、リウマチ上肢の研究・外科治療に心血を注いで参りました。
あらゆる選択肢から、患者様にとってもっとも良い治療法をご提案することができます。

2手術を含め、さまざまな治療法をご提案できます。

手術を含め、さまざまな治療法をご提案できます手術を含めたあらゆる治療法から、症状・進行の程度・患者様のご希望に合わせた治療をご提案することができます。
他クリニックなどでなかなか症状が改善しない方も、一度ご相談ください。

3ハンドセラピスト・作業療法士・理学療法士による適切なリハビリ

ハンドセラピスト・作業療法士・理学療法士による適切なリハビリ当院のリハビリテーションは、医師とハンドセラピスト・作業療法士・理学療法士が連携をとりながら進めていきます。
それぞれの専門的知識・技術を活かし、効率的で無理のないリハビリが可能です。

4複数の整形外科専門医が在籍

いつでも、迅速に、安心して治療を受けていただけるよう、院長を含め、複数の整形外科専門医・手外科の専門医が在籍しております。

関節リウマチとは?

関節リウマチとは?関節リウマチは、指、手首、ひじ、肩、膝、足首、足の指などの関節の炎症により痛み・腫れを伴い、進行すると関節の変形、関節破壊などを引き起こします。日常生活に支障をきたすだけでなく、身体を思うように動かせないことから社会への積極性が薄れてしまうといったリスクも抱えています。
高齢者の病気というイメージがありますが、実際には30代の若い方でも発症します。現在、国内で100万人以上のリウマチ患者がいて、毎年1万5千人以上が新たに発症しているという報告もあります。中でも、30代から50代の女性に多いとされています。

関節リウマチの症状

関節リウマチの初期症状

関節リウマチの初期症状には、以下のようなものがあります。いずれも、たとえ気づいたとしても関節リウマチと結びつきにくく、そのことが治療開始の遅れにもつながっています。
「もしかして」と思ったときには、当院にご相談ください。

  • 倦怠感
  • 食欲不振
  • 体重の減少
  • 微熱が続く

関節リウマチの主な症状

関節リウマチの主な症状

  • 起床時の手足のこわばり
  • 手指の関節の痛み、腫れ
  • 手首の痛み・腫れ

関節リウマチの発症しやすい部位

手指、足指、手首、足首、膝、肩が特に起こりやすいとされています。また、右手に症状が現れた場合、反対側の左手にも症状が現れるケースがよく見られます。

関節リウマチの原因

私たちの身体には、細菌やウイルスなどから自己を防衛するための仕組みがあり、これを「免疫」と呼びます。関節リウマチは、この免疫機能に異常が起こり、骨や軟骨を誤って攻撃・破壊してしまうことを原因としています。
なぜ免疫機能の異常が起こるのか、といった関節リウマチの根本的な原因は、残念ながら未だ解明されていません。ただ、細菌・ウイルスによる感染、過労、ストレス、喫煙、ホルモンバランスの乱れ、遺伝、外傷などがきっかけになっている可能性が指摘されています。

関節リウマチの検査

関節リウマチの検査血液検査、レントゲン検査などを行い、総合的に診断を行います。
初期の関節リウマチは骨の異常が起きていない場合もありますので、そのようなときはエコー検査を行います。

関節リウマチの治療

当院の関節リウマチの治療では、関節の部位にかかわらず、基本的には内科的治療とスプリントによる局所安静を優先して行います。

内服治療

メトトレキサート、タクロリムス、ミゾリビンなどの免疫抑制薬、サラゾスルファピリジン、イグラチモド、ブシラミンなどの免疫調整薬、トファシチニブといったJAK阻害薬の内服で、症状の改善を目指します。

注射療法

関節の腫れが続く場合には、ステロイドの関節内注射を行います。

手術

ステロイドの関節内治療を含めた保存療法で十分な効果が得られない場合には、滑膜切除術を行います。
また、関節の変形に対しては、初期であれば軟部組織の再建術、関節破壊が進行していれば人工関節置換術、関節形成術、関節固定術などを行います。

TEL:06-6632-3731メールでのお問い合わせアクセス・診察時間English
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