形成外科とは?
先天的、外傷や疾患による身体の表面(外傷)の醜状を改善(治療)する医学分野で、整形外科、皮膚科、耳鼻科、眼科などの病変の治療の一環として存在していましたが、日本形成外科学会として国内で確立したのは、1972年と比較的新しく、そのため専門医の数も全国で2600名(2018年)です。
美容目的で行われる形成外科的手術は美容外科として保険診療では認められない分野です。先天性奇形で手の変形が多く、顕微鏡を用いたマイクロ外科の応用が手外科に用いられることも多く、形成外科専門医(5年の研修期間)取得後、手外科の専門医(4年の研修期間)を取得することが出来ます。当院では、手外科以外に皮膚腫瘍の摘出、黒子やあざの治療、火傷、外傷による瘢痕などの形成、眼瞼下垂などの手術を担当しています。