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2015.02.18

第10回 鹿児島リウマチの臨床とケア研究会 特別講演

平成27年2月14日
第10回 鹿児島リウマチの臨床とケア研究会 

南川院長の講演会に参加して。
2月14日土曜日の午前の診察後、タクシーで伊丹空港へ。
南川院長に同行して午後3時半頃、鹿児島空港に到着しました。
当日は快晴で、大阪より随分と暖かく鹿児島市内に向かう車の中からは桜島がくっきりと見えました。
ホテルにチェックイン後しばらくして、鹿児島中央駅近くの会場に向かいました。

第10回 鹿児島リウマチの臨床とケアの研究会は医師、看護師、理学・作業療法士や
薬剤師が職種の垣根を超えてリウマチ患者に対する、それぞれの取り組みを発表する研究会です。

最初に各分野からの発表があり、内科の先生がリウマチ治療の合併症について講演され
最後に特別講演として
【リウマチ外科からリウマチ手の外科へ 30年の経験】というタイトルの講演がありました。

南川院長が所属した関西医科大学の整形外科は、初代の森益太 教授から小川亮恵 教授と
リウマチの手術とリウマチの内科的治療も行っていたとのことで、その時代に主催された
日本整形外科学会や日本手の外科学会には、世界から著名なリウマチ外科医が招待されていたそうです。
ちょうどアメリカ留学から帰国した南川院長が Mack Clayton、Nalebuff、Swanson 先生方を
お世話する機会があり、スライドで紹介されていました。
研究会の後で、作業療法士の先輩の先生方は、論文や本などで有名な有名な先生方の写真を
見ることが出来て感激しておられました。

南川院長がアメリカ留学で出会えた先生方、ヨーロッパでの国際学会や招待講演などで出会った先生方は
現在のリウマチ外科の先駆者であり日本でも同時期からリウマチ外科(人工股関節、人工膝関節
滑膜切除術などが行われ始めた)が始まったが
【リウマチ手の外科に限っては欧米に一足遅れをとった】との内容でした。

15年間 代表世話人として開催したリウマチ手の外科研究会は
一昨年の15周年を記念して東京で
International Symposium of the Rheumatoid Hand Surgery in Tokyo 2013を開催し
欧米の歴史、東南アジアでの対応などをテーマとした学会が開催されたとのことでした。

南川院長の講演は予定の1時間を少し超過し無事に終了しました。
会場の外では鹿児島赤十字病院の看護師、作業療法士の方々が
バレンタインのチョコレートと、南川院長の復帰のお祝いにと大勢来られていました。

私は、会場から少し離れた料亭での世話人会(偉い先生ばかりの会)にも参加させていただきました。
南川院長が鹿児島日赤病院の松田院長先生に依頼され、8年かけて(毎週飛行機で通われていたそうです)
2人のリウマチの手の外科の専門医師を育て上げたことが
『私が日赤の院長としての業績の代表である』とお話しされていたのが印象的でした。

変美味しい料理とお酒(焼酎)をいただきましたが、料亭まで一緒に来ていたファンクラブの女性たちが
世話人会と知り、帰っていかれたのが残念でした。

現在、鹿児島からは 恒吉 医師と 有島 医師が南川整形外科の応援に駆けつけて下さっています。

                               (文責 作業療法士 吉満 裕樹)

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